L275V ミラバン たまにチャージランプ点灯する原因は「やはりあの部品」だった!?

3ドアの軽四で会社車と言えばのミラバンL275Vです。今回はチャージランプがたまに点灯するとの申し出があったので点検・修理を致しました。

チャージランプとは?

↑バッテリーの形をしてる警告灯ですね。大体これが点灯したらあの部品が怪しいと推測しますよね、、、

それに赤色のランプなので緊急性を要する意味合いがあります。

主に車両の発電状態を監視しており、発電した電圧ないし電流が想定している量より少ないと判断すると点検しろよと点灯してユーザーに促してくれる仕組みです。もう答え出ましたね^^

実際に点検

では発電を担っている部品の点検をしてみましょう。それはオルタネータですね。

車両を動かす際に現象の確認を実施。E/G始動後30秒くらい点灯したのを確認できました。その後はランプ消灯です。ではバッテリーの状態はどうでしょう?

R1年製とやはり新しいです。テスターにて電圧確認。12.6Vと充分な電気を蓄えているのを確認。念のためバッテリーテスターでも測定するも良好と出ました。端子の緩みや取り付けも問題なしなので、E/G始動後にバッテリー端子間の電圧を点検してみます。すると、12.7〜12.8V辺りを表示。やはり発電が少ない様見受けられるので、オルタネータの発電を点検してみます。ちなみに正常ですと14V前後くらいは出ます^^

↑B端子ですね。こちらにエレクトリカルテスターを繋いで発電電流を点検します。無負荷状態と有負荷状態を点検です。

  • 無負荷10A前後
  • 有負荷23A前後

↑点検の結果有負荷時の数値が著しく低い事が判定。正常値は60A前後まで出ます^^

オルタネータNGなので、要交換です。

実際に交換作業

リフトアップ後、右前タイヤ・横のカバーを外したトコロです。めちゃくちゃスペースあります(^^)

オルタネータ脱着は容易に出来ました。オルタネータ固定の上下14mmボルト2本とB端子の10mmナット1個とコネクター1個。アジャストボルトはエアラチェで瞬殺です。

作業単価UPのためにファンベルト同時交換オススメですよ^^

オルタネータが外れたら先程の画像の部分から抜き取って挿入しちゃって下さい^ ^ 後は逆の手順で復元です。

※ちなみに作業中にショートの懸念があるのでバッテリーマイナス端子は外すのを推奨してます! 管理人はオルタネータ裏のスペースが思ったより広いと判断したので、、、察して下さい笑

今回の感想・まとめ

この手のオルタネータの交換は初めて作業しましたが、作業スペースが広くて作業し易かったです^^ 多分0.5Hくらいで交換完了したと思います! コアの交換完了後に発電を点検してみると、65A前後まで電流が出ているのを確認出来たので、これにて完了です^ ^

おそらく今回のケースだと、オルタネータが悪くなり始めて来てバッテリーも割と新しいのでチャージランプが点灯しっぱなしにはならなかったのかなぁと予測しました。早めの点検・修理で費用も時間も抑えれたのかなと思います^^

放置しておくとバッテリーも交換が必要になったり、道路で止まるとレッカー搬送して頂かないとなかなか厳しい案件だと思います(⌒-⌒; )

以上参考になれば嬉しいです!

あまり役に立たないかもしれませんが、過去にオルタネータを分解した記事もあるので良かったらそちらもチェックしてみて下さい^^

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