AXUH80 ハリアーHV Frバンパー脱着・エーミング実施(特定整備)

今回は近年法改正されたエーミングについて作業したので記事にしてみました。

協力車両はAXUH80 ハリアーHVです。ド現行のハリアーです。車両本体価格600万くらい!?

譲渡して頂けるなら頂きますが、とても購入はできかねます(⌒-⌒; )

特定整備って?

近年法改正されて名称が変わってしまいましたが、旧称「分解整備」の事です。時代の変化が著しく速く、車業界も3Gや4G、5Gへとギアを上げて行ってるなかで、整備点検の方法や法律が平成初期辺りに作成され、それがそのままなのではダメだよね〜って事でいろいろと変更があった様です(^◇^;)

もともとの内容はほぼ据え置きで、新たにエーミングと診断機を用いた点検が新しく追加になった様です。

エーミングって?

そこでエーミングについて 近年TSSなどのぶつからない技術が話題となってますが、アレです。

主にFrガラス・バンパー前後に各種カメラやセンサーが装備されており、そのカメラないしセンサーが障害物をちゃんと認識等できているかの確認&調整作業の事になります^^

今回はFrバンパーの脱着をしてしまったので、修理書によると要エーミングとなっていたのでしぶしぶ特定整備を実施した経緯です(・・;)

エーミングってどうやるの?

気になるエーミング方法ですが

  • 車両を正常な状態へ整える
  • 平坦なフラット面、周りに障害物や壁がないところへ移動
  • 各センサー類の取り付け高さを点検
  • SSTで各センサーの取付け角度を計測
  • スキャンツールにて点検結果を書き込み

今回のパターンはこんな感じで作業完了でした。Frガラスのカメラのエーミングになると「ターゲット」なるものを準備したりと、まぁ大変です(⌒-⌒; )

話を戻しますが、要はコーナーセンサーみたいなやつの角度を測定して、それをコンピュータで書き込むだけ!でした。

↑こんなSSTを使ってセンサーの傾きを計測。これは0.8°?オフセットしている旨をコンピュータに書き込みです。こんな感じでFrバンパー合計4箇所です。

このセンサーから出ている赤外線?の様なものでおそらく前方の障害物や車両を感知しているっぽいので、これがズレてたら前方との距離が掴めないですよね〜(⌒-⌒; )

今までの経験上、ズレててエラーが起こった車両には出会った事がないので、テ○トーに合わせても多分大丈夫やし、なんなら調整作業省いても大丈夫やと心の中では思ってます笑 バンパーやセンサーを交換・骨格のボデーアライニングなど重いボデー修理を実施していればせざるを得ないと思う所存です、、、(^_^;)

今回の感想・まとめ

新たな制度を国が作ると、それを全うしようと民間企業は必死です。新たに特定整備の講習を受講し、それに合格しないと自動車検査員であってもその効力を発揮出来ないと言われて焦った記憶があります^^; しかし試験の様な小テストはもの凄く簡単でしたが笑

しかし逆を取ればそこはビジネスチャンスとも取れるとの事です^^

エーミングの外注業車として独立もアリって事ですよね!?

慣れるまでは面倒ですが、慣れてしまえばどうって事ないと思います! 意外とやってる事は「単純」って事です。ではまた!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です