【玄人向け・スキャンツール必須】ディーラーならではの燃料の抜き方

今回の記事はレアケースです 古い燃料を抜いて欲しいとの要望でした

個人売買されたみたいで売主の方が新車で購入された当初の燃料から約3年経ってしまったので、トラブルが起きない様に古い燃料を可能な限り抜いて欲しいとの相談内容です

メーターを確認すると、3/4入っている状態です

これは燃料タンクを降ろしての作業になるかな〜と考えましたが、ある友人の言葉を思い出したのです

それは、某ディーラーのベテランメカが下取りの車両からスキャンツールを駆使して燃料を抜き取る方法だったのです

さすがベテランです ちなみに噂によると、そのお方は約10年近くその方法で自分の通勤車に給油していたとの事で、その間身銭を切って給油していないとの事です

チリも積もればやまとなでしこですね 凄い金額だと思います

では方法ですが、まずインジェクターの手前のデリバリーパイプ?の継ぎ目の樹脂製カバーを外して嵌合を外します

めちゃくちゃ分かり辛いですね^^;

今回のモデル車両はNSP13♯系のヴィッツになります 上記の部分の樹脂製カバーを外します わかり辛い場合はインジェクターから逆に追いかけたらわかりやすいと思います

燃料を抜く際のイメージになります ボデー側に燃料パイプが寄っており、そのままでは燃料を上手に受けれなそうでしたのでゴムホース等で延長して作業しましたが、もう少し長くても良いと思いました^^; 参考までに今回使用したゴムホースは約30cmくらいです

ここからスキャンツールを繋いでアクティブテストでFP(フューエルポンプ)を駆動させます

サーキットオープニングリレーだったかもしれません(^^;;

そうすれば勢いよく燃料がビューっと出るのでペール缶等でキャッチして下さい

ここで注意して頂きたいのが、メーターの針がアナログタイプならある程度走行しないと針が動かないので、どれくらい抜けたかが不明です

抜き過ぎると当然ながらガス欠になりますからね(^^;;

何を隠そう、管理人はその事実に気付かず試乗に出て店舗に帰って来た瞬間ガス欠になりました(^^;;

敷地内で良かったと思いました笑

ちょっとでも参考になれば光栄です

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