JH1 N-WGN ドアミラーASSY交換
お疲れ様です。今回はホンダ N-WGNの整備です
ドアミラーASSY交換
交換の経緯は接触事故によるものでした
ひと昔前のホンダ車は癖がもの凄い印象でしたが、最近のは本当に整備し易くなった様に思います
では、サクッと交換していきましょう!
まず、インサイドトリムボードの上側、ちょうどドアミラーの裏側に位置するところを外します。手で引っ張ると「パコっ」と外れます。
次に、外側のカバーを外します。ちょうどドアミラーの根本辺りになります
この画像の小さい方ですが、クリップが2個あり、これが硬いのなんの(汗)外側ですので、外す時はボデー等の傷付きに注意しましょう
次に、ドアミラーASSYを固定しているナット2個を緩めて、ドアミラーのコネクターを抜きます
コネクターを抜く際、本来ならインサイドトリムボードを脱着するのですが、画像の様に見える位置にあったため、トリムボードの上側のみ外して作業しました。※少々リスクあります
あと、配線を固定しているクリップがなかなか外し辛かったです。
無事外れました。
では逆の手順で組み付けていき、作動確認と組み付けのチェックをしたら終了です。これといって気を付けるところはなかったと記憶してます。
今回の作業での作動確認は、ドアミラーASSYの脱着(交換)なので、コネクターを抜き差ししてますので、電気的な機能の作動確認が必須項目です。
具体的には
- ウィンカーの点灯確認
- ドアミラー電動格納
- 鏡面部分の操作
共にミラーASSYのコネクター脱着をしているので、全て見ます。
組み付けのチェックは、作業時に触った箇所周辺の出来栄えになります
今回ですと、ドアミラーの脱着(交換)なので
・ミラーASSYの固定状態確認→手で触ってガタ付きがないかを確認
・トリムボード類の嵌合状態確認→目視や触る等によってクリップや爪が所定の位置に収まっているか確認
・周辺部品の汚れチェック→作業時に触るなどで黒く汚れたりしていないか確認
といった様な確認作業になります。ここは省略せずに確実にしていないと、作業後のクレームになりかねませんのでしっかり実施しましょう!
お客様も再度お店に足を運ばなければならないし、我々メカニックも作業を中断して、手直ししないといけないので、お互いに貴重な時間を失ってしまいます。
しっかり確認しましょう!!
では今回の作業はこれで終了です。作業時間は0.5Hくらいです。
※ご自身で作業等される場合はいかなる場合も自己責任でお願いします
ではまた別の記事でお会いしましょう、さよなら!
整備士歴12年。某ディーラーにて12年ほどお世話になり、現在は陰ながら業界を支持する日々を奮闘中。低年時時代にブログ等にて知識を得た経験から、同じ様な悩みを抱えた人達の役に立てたらとの思いで情報を発信しています。