以前交換したのにまた交換? ZVW30 プリウス HVバッテリー交換(駆動用電池)のお話
今回は「HVシステムに異常がある」との申し出があり、スキャンツールで診断するとHVバッテリーの異常でしたので説明にあがると約1年前に交換をしてもらったとの回答がありました(‘Д’) なにはともあれ不具合を起こしている以上取替が必要なので交換する段取りに、、、
交換作業時に「とある部品」に対策が必要なのかと思ったので記事にしてみます。
とりあえず部品の脱着!
手慣れたもので、サクッと分解します。あとは右側のクォーターの内張?みたいなのをゴソット外せばHVバッテリーを固定しているボルトを外して取り外せます。
こんな感じでゴソっと外しちゃってください(^^) 今回はリビルト品の保証交換です。付け替えをして組んでいきます
「とある部品」の違和感とは
こちらHVバッテリーを冷却している「クーリング・ファン」だそうですが、なんか汚れてません??? もしかしたらこの汚れがHVバッテリーの冷却効率を悪くしてる??? そう言えば、クーリングファンのフィルター付いてないですもんねーーー!
関係性はわかりませんが、せっかく分解してますので綺麗に清掃しておきます
8割ぐらいは綺麗になったのではないでしょうか? 念のため組み終わった後にスキャンツールで強制的に回してみたり・電池の温度等を確認して異常がないのを確認して完了です(^^)
今回の感想・まとめ
リビルト部品が悪いのか、車両側に問題があるのか不明ですが、気になったので記事にしてみました。クーリングフィルターについてはあとあと部品供給がされるようになったので、そこの観点を考慮すると「ブロアー・ファン」の清掃不足は懸念されます(;’∀’)
HVバッテリー交換時は「清掃」して頂けたらと思います!
整備士歴12年。某ディーラーにて12年ほどお世話になり、現在は陰ながら業界を支持する日々を奮闘中。低年時時代にブログ等にて知識を得た経験から、同じ様な悩みを抱えた人達の役に立てたらとの思いで情報を発信しています。