ST202 セリカ オイル漏れ修理(オイルポンプボデーG/K交換・P/Sポンプ交換)
どーも、管理人です^ ^ 今回は名機中の名機、3S-GTEのセリカのオイル漏れ修理です。
見て下さい。ぎゅうぎゅうですよ(^_^;) この手のエンジンは新人の頃に見るだけで嫌だったのを懐かしく思い出します(⌒-⌒; )
今回は点検の結果、オイルポンプボデーのG/KとP/SポンプASSYの交換メニューになりました!
こんな感じで、ジワジワ〜っと重力に逆らえずお出ましの様です(⌒-⌒; ) しっかし、狭いねぇー!
ドラシャブーツに亀裂が見えますが、次回ご案内にて対応です
こちらP/Sポンプ脱着に苦戦です。ぶっといリターン?のホースは容易に外れますが、ラックASSYへ繋がる高圧のフィードチューブのユニオンナット(17mmのボルト)が締め辛いのなんの(⌒-⌒; ) 何か良い方法ないのかしら?笑
試行錯誤しながら結局スパナで親の仇くらいに締め込みましたが(⌒-⌒; )
ちなみにオイルポンプのG/Kを交換するのにTベルトを外すのでP/Sポンプは作業スペースの関係上まだ組んでいません(・・;)
こんな感じで、E/Gマウント外して Tベルトカバー外してと、メカメカしい光景が見えます^ ^
マウントを外すので、リジットラックやジャッキをE/Gオイルパンなどに掛けて脱落しない様にします^ ^
問題?のオイルポンプボデーが見えました。クランクシャフト左上に位置する部分ですね カム&クランクのアイマークを合わせて、Tベルトを外すとボルト6本くらいでボデーごと外れます^ ^
この状態ですとオイルにじみの清掃がし易いですね(^^)
着々と外していると、画像の部分のボルトがニュルっ!?と。。。 嫌な感触がしたが恐る恐る回してみると普通に外れました。
緩んでいただけでした(⌒-⌒; ) 心臓に悪い。笑
と言うか、そこの緩みからオイルが出て来てたんじゃねぇーかー!! って事で読み通り合ってました(^^)
そんでもって、せっかくTベルトを外しているので各シール類を交換して行きます
- Tベルト
- アイドラB/G×2
- カムシール×2
- Frクランクシール
- オイルポンプボデーG/K
- オイルポンプシール(プーリの軸部分)
- タペットパッキン
- プラグホールG/K×4
確かこんな感じでした(⌒-⌒; ) この時期の車は消耗品の部品点数が多くてびっくりですね! 当時の車屋さん、部品商さんはそれなりに儲けだったのが伺えます笑
こちらタペットカバーを外そうとしているところです。上に乗っかってるインテークシステムを外さないといけません(^_^;) サージタンクを外すのに慣れず苦労しました(ー ー;)
こちらサージタンクのG/Kも交換です。
パカっと開けるとヘックスのボルトが隠れてます^^;
ちなみにPCVのバルブがパキっと割れてしまいました( ; ; ) タペットパッキン交換するなら
- PCVバルブ
- PCVバルブG/K(ヘッドカバーに刺さってるやつ)
- PCVホース
- ホースクリップ×2
この辺は同時交換必須かなと思います(^^)
各部品交換完了・復元
先ほどの各部品が組み上がったら、給油脂を忘れずに行い P/Sフルードのエア抜きを実施します
しっかり各部をチェックして、E/G始動時や始動後に異音や不調がないかを確認して試乗後に漏れの再チェックをして完成です(^^)
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整備士歴12年。某ディーラーにて12年ほどお世話になり、現在は陰ながら業界を支持する日々を奮闘中。低年時時代にブログ等にて知識を得た経験から、同じ様な悩みを抱えた人達の役に立てたらとの思いで情報を発信しています。