トヨタ 車幅灯LED車(純正)における字光式ナンバープレート(前側)の電源取り出し方法例

ども、管理人です^^ 今回は近年需要が減りつつもちょこちょこご希望のある字光式ナンバーの取付についてご案内です。我々が免許を取ったころはやれ字光式ナンバーの時代でしたが、最近はあまり見なくなりましたね。

今回ご案内するのは近年増えて来たトヨタ車の純正で車幅灯がLEDになっているタイプの電源取り出し方法についてです。もしかしたら色んなメーカーの車種にも応用出来るかもしれない案件かと思います。

そもそもインテリジェントクリアランスソナー付き車両は?

代表的な車種はアルファードやヴェルファイア。ハリアーとかもそうですね。俗称ICSのインテリジェントクリアランスソナー。カタログには※で字光式ナンバープレートは付けれませんとの文言が。

こちらの理由は、自光式ナンバー(LEDタイプ)を取り付けた場合のクリアランスソナーへの影響です。
ソナーとは物体に超音波(弾性振動波)を発射し、
反射して戻ってくるまでの時間で距離を測定するもので自光ナンバーの発光体(LED)からも振動電流による電磁波が発せられてます。
この弾性振動波と電磁波の波長の周波数が近いために必ずではありませんが、クリアランスソナーのセンサーが、誤認識を引き起こして誤った情報を知らせる可能性もあるとの事です。

ディーラー等ではまずこういった理由で丁重にお断りする場合があるみたいで、本当は取付ける技術がないから遠回しに断ってるんじゃないの?って事なのかも、、、(汗) 実際に管理人も初めて取り付けした際に今まで培って来た物が通用しないとなって絶望感を味わったのを覚えてます。システムが新しくなると従来の方法が通用しないなんて笑

電源の取り出しが容易ではない!?

従来の方法しか知らない管理人は、容易に車幅灯からの電源をお裾分けしてもらおうとエンジンルームを覗くと、、、ない? あれ? ない??

従来ならあるはずの車幅灯のコネクタ及び配線が全くもって見当たりません。どうもヘッドライトASSYの内部に全て収納されている様なのです。

さあ困った。すぐさま上司へ相談に伺います

相談の結果、やはり容易に電源を取り出す事が出来ない構造との事で、車内にあるイルミネーション電源を車外に引っ張って電源を供給するとの事だそうです。イルミ電源とはILMの事で、スモールを点灯させると車内で各S/Wが点灯するアレです。鉄板なのがオーディオ裏にある昔ならオレンジ色の配線のアレです。

車内の電源を車外へ引っ張る方法って?

本題ですね。今回のミソになります。

車内の電源を車外へ引っ張るには、車内で取った電源をそのまま車外へと配線を引っ張る方法が一般的?かと思います。車種にもよりますが、大変だったり簡単だったりと、室内とエンジンルームの境目のゴムの蛇腹に配線を通す作業です。場合によってはゴムの蛇腹を加工しないと通せなかったりと、水入りのリスクなどを考えたら出来れば避けたいですよね(^_^;) ではそんな方法は可能なのか!?

リスクの少ない配線作業とは?

日本人はリスク回避が大好きですよね。管理人もそうです笑

気になるリスクの少ない方法とは、オプションコネクターという物を利用して車内で取ったイルミ電源を車内から車外へバイパス?する方法です^^

こちらTRJ150のプラドが今回の協力車両になります。イルミ電源はA/Cパネル裏側から頂戴致しました。エレクトリカルテスターでしっかりイルミ電源がかかる場所を点検して取ります。参考がてら緑色です。ここで取った電源をオプションコネクターへ繋いでやります。

こちらグローブBOXになりますが、丸ごと外した裏側に例のオプションコネクタ(車内の)が隠れている模様。

配線やコンピュータが密集しててわかり辛い(^_^;) 3密ですな笑 どうも修理書によると、このコンピュータの左側のどこかにあるのだとか。

見つけました。画像ど真ん中の乳白色6ピンです。この車内のオプションコネクタと車外にあるオプションコネクタが繋がっている様なので、この配線のどれかに先ほどのイルミ電源をバイパスしてやります

ちなみに車外にあるオプションコネクタはLHヘッドランプユニットの近くに大体あります。

こんな感じでエレクトロタップで「パチっ」と。

↑こちら車外のオプションコネクタになります。本来なら用品のコーナーセンサーなど取付ける際に使う余ってるコネクター的な存在です。LHヘッドランプユニットとバッテリーの間くらいですね。本来ならコネクタにキャップが入ってますが取り出せた電源の点検のために外してます。車幅灯を点灯させるとしっかり12V確認出来ました(^^) もちろんですが4本配線があるなかで、車内でバイパスさせた色と同じ色の配線に電源がかかります。

↑意外と狭い空間で配線の被覆を剥く際にこれまたあの工具が威力を発揮しました^^

バッテリーは容易に外すものじゃありません笑 こういった工具で対応しましょう^ ^

車内からのイルミ電源が取れたら後は従来通り、配線作業&字光式ナンバーの取り付けをして完成です。

まとめなど

いかがだったでしょうか? メーカー側も抜け道?的な物を用意してくれているのでしょうか? 修理書には一切記載されていないので、そういった脳味噌がないと何年経っても絶対に出来っこないなと痛感しました。 また、トヨタ車以外のメーカー等でももしかしたら応用出来る可能性はあるかもしれませんので知ってて損はない案件だと思います(^^)

↑薄型のタイプでレビューも良いみたいです^^

ではまた!

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