【外車のチェックランプ来たー】8EALT アウディ チェックランプ点灯・修理

今回は外車の整備です

アウディ 8EALTの型になります ご用命チェックエンジンランプ点灯したとのご来店です

こんなやつです IGキーONでも確認できるやつです

問診によると、ランプは点灯したが走行に支障はなかったとの事です

まずはフォルトコードの確認ですね DLC3コネクタに機器を繋ぎます

ふむふむ。 P0171 空燃費リーン(バンク1)

だそうです いわゆるリーン異常ですね

では原動機の運転状態を点検してみます

アイドリング時やレーシング時(空吹かし)に排気音やエンジンのフィーリングに違和感がないか点検してみます

ブォーン・ブォーン!! 点検良好です

アイドリングもハンチングやラフアイドルなど見られず、こちらも良好です

ではエンジンルームを点検してみましょう

リーン異常ですので 理論空燃費がリーン側に崩れている事が予測されるので、エア吸いなどがないかを疑って点検します 

※リーンとは混合気が薄い状態を表します 理論空燃費はガソリンエンジンだと燃料1に対して空気14.7が教科書では理想とされています。これが燃料1に対して空気29.4になっているといった感じがリーン状態です バイクだとキャブ側でパンパン爆発音が聞こえるやつですね

プラグがカブるという表現はリッチです。こちらは先ほどの1:14.7が理想に対して1:10といった感じになっています バイクだとマフラーの出口でパンパン爆発音が聞こえるやつですね

要は燃料1に対して空気がどれくらい入って来るかという事です 紛らわしいですがお間違えなく

はっはーん、そうゆう事ね! 拡大してみましょう

画像ど真ん中のホースっぽいやつが朽ち果てているのがおわかりでしょうか

おそらく、エンジンからのブローバイガスが通っている空気の通り道であるホースかと思われます

2週間ほど前にユーザー車検に行かれたそうですが、何事もなく合格したそうですよ笑

見た感じの印象ですが朽ち果てて時間が経っている様に見受けられます笑 おそらく検査場の検査員さんも見て見ぬフリをしたのでしょう。現状不具合ないし、説明が面倒だし、時給だし、、、こんなところでしょう笑

診断が終わったので、見積もり作成に入ります

ドキドキするとこですよね

画像でいうとこの14番が11番に挿さるところが朽ち果ててますね

必要部品は10番から16番まであれば大丈夫かと思います

部品代の合計が3.6万くらいで作業指数は1.5くらいですので合計5.5万円くらいの修理だそうです

作業のポイントはインテークマニホールドが邪魔になるので、手前のオルタネータをズラしてあげると格段にスペースが広くなります^ ^

こんなイメージでエアダクト?のやり取りをします さすが外車! 苦戦しました

そんなこんなで作業終了です

エアダクトの脱着、ファンベルトの脱着、オルタネータの半脱着くらいですので、難易度としては低いと思いますが、工具がトルクスであったり、抜け防止のピンが挿れにくいのが今回のポイントと思えます

参考になればと思います!

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