【指定工場の中身】残業について

久しぶりの投稿です

最近は多忙な日々を過ごしております ありがたい事に仕事が減っていない状況です

今回は「整備士の日常」の、残業について記事を書いてみようと思います

残業について皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか

親の目線では 毎日遅くて大変。身体を壊さないかなとか、妻の目線では 毎日稼いでくれて感謝とか、恋人や友人は 凄く働くな〜とか

会社外の人はそんな感じで思ったりしているかもしれません

しかし、同僚の意見はどうだろう

ある程度のポジションの人は本当に業務が増えてキャパオーバーになってしまい 仕事が片付かないまま上書き保存している人もいます

そんな人達は余分な動きがありませんよね、業務を見ていても多忙なオーラが出ています

そんな人達の傍ら、効率の悪い動きの結果、その日の予定が押してしまい 残業の時間に突入してしまう人もいますよね

1台車検が終わったら一服(タバコ)したりとか、洗車機の回っている間に一服(タバコ)とか、整備記録簿・作業指示書を書きに事務所に入ったら出て来ないとか、当日の予定管理ボードをチェックしていると思えば そのボードの前から1mmも動かなかったりとか、、、、

もちろん作業中もそうで 標準作業時間が目安としてありますが、関係なく大幅に遅れてしまったりとか。しかも何度か作業した事あるにも関わらずですよ 

洗車にしたってそうです 例えば点検の時間の枠ギリギリいやはみ出るくらいやってます。無駄な動きと動きにキレがないです

上記を積み重ねた結果、当日の予定分をこなす事が出来ずに気付けば残業の時間になり、残業中もダラダラと作業してしまうといった悪循環になっている事が多いと思います

ここまで読んで頂いた方は、お前の指導が悪いと思う方もいらっしゃると思います。実際そうだと思います

注意というか指摘をすると、一瞬動きにキレが出ますが 目を離すとすぐに元に戻るし、お尻を叩く思いで何回も何回も言っていると機嫌の悪い反応が返って来ます(苦笑)

困ったものですね。この要領だと本当にいろいろな方へ迷惑がかかる事を承知して頂きたいものです。

例えば車検ですと、本当にいろいろな方へ迷惑がかかります↓

まず、担当の営業マン。次に受付や精算を担うサービスフロントマン。次に完成検査をする検査員。そしてエンドユーザー様。

この時点で少なくとも4人関わってます

では次に車検で預けて頂いたお客様の1日のイメージです↓

朝9時に来店し、夕方17時にはお返し出来る約束で預かる。

お客様の自宅や職場はお店から約20分くらいとします

見積もりの電話にて、担当の営業マンから「17時にお店に来て頂けたら出来上がっている」と連絡があったので、16時30分過ぎに自宅を出ます

すると、もう少しでお店に着くころ16時50分前後に担当の営業マンから電話が鳴り、「車検の進捗が悪く、出来上がりの予定が18時になる」と言われてしまいます。

仕方がないのでお客様は一旦引き返す事になりました。

そもそもお客様に迷惑がかかっていますね。お客様の窓口である担当営業マンもカッコ悪いですし、もしかしたら18時から別のお客様と商談等あったかもしれませんよね

次に車検の完成検査をする検査員ですね 納車の時間が迫っているので急いで検査します。検査が終わったら適合証の作成です こちらも急いで作成するので、整備記録簿や自賠責、適合証などをロクに確認もせずに作成します。適合証が出来ると次は適合証の決裁をして頂くのに事業場管理責任者にチェックして貰います。こちらも急いでいるので、今している事を手を止めてチェックして頂きます。

次にサービスフロントマンです。こちらも急いでいるので、今している事の手を止めて急いで精算して頂きます。こちらも整備記録簿や作業指示書に抜け・漏れ、部品等のダブりがないかをよく確認せず精算します。

どうですか? ザッと車検1台に関わる人間を書いてみましたが、4〜5人は最低でも関わります。

この人達の手を止めて1台完成させます。そう、この人達の貴重な時間を奪ってしまうのです。

この様な感じで日々無駄な残業が発生しています

比較的若いメカに多い印象がありますが、この工程を自分1人で完結出来るのであれば、自分のしたい様にすれば問題無いとおもいます。

普通に考えて無理ですよね

他人に迷惑をかけないよう、手を速く動かしましょう

それでは今回の記事は終了です

最後までご覧ありがとうございました!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です