ZRR70 ノア エンジン不調 エンスト・再始動不可(クランキング有り) 点検・修理

どーも、管理人です^ ^

今回はZRR70ノアのエンジン不調での修理になります。近くのディーラーからの依頼で積載車で運ばれて来ました。

現象は?

  • エンストした後、再始動不可にてレッカー入庫
  • 工場で始動確認→クランキングするが、かかりそうでかからない。弊社入庫後何度か実施したところアクセルを踏みながら試みると始動出来たが、直ぐにエンスト
  • その始動後にアクセルワークで上手くエンストしない様にしていると、突然4000回転くらいまで回転数が上がり、アクセルを離すとエンストする時とボソボソと失火(ミスファイヤ)した様なラフアイドルになる
  • DGコード(フォルトコード)はエンスト検出、始動不良のみ

と、いった内容でした。DGコードに期待出来るエラーコードが入っておらず少しガッカリですが

ボソボソとした感じから1気筒死んでそうな匂いがプンプンするので、迷わずパワーバランスを実施するも、、、

1番気筒から4番気筒まで順番にインジェクターのコネクターを抜きますが、全ての気筒で調子が悪くなりました(⌒-⌒; )

どうやら単気筒不具合ではない様です。

次に取る手法は??

単気筒不具合ではない事から全気筒不具合へ気持ちを(頭を)切り替えて診断を進めていきます

次に疑わしいのはスロットル関係、ISC系統ではないのかと疑って点検を進めます。

走行距離10万キロ、オイル交換時期超えと来たらスロットルボデーのバタフライ付近(バルブ部分)のカーボン堆積によるバルブの摺動が悪く、吸入空気の不足が疑わしい! トヨタの電スロならここでしょくらいの勢いで点検するも、、、?

意外と綺麗?? どうも某ディーラーさんにて確認済みだったそうです。がっくし

ベテランの方に相談してみると、もしかしたら二次エアーを吸っている可能性が高いかも!?との貴重なアドバイスを頂いたので、エアーホースを隈なく点検してみると、、、

こちらスロットルボデーの手前下側でしょうか。本来はインテークマニホールドに刺さっているであろうゴムホースが抜けているではありませんか(・・;)

こちら刺してしまったのですが、まあ非常に見付け難い箇所にありました。

ここを刺し直してエンジン始動してみると、ブーーーン♪と心地よくエンジン回転が上昇して行きます(・・;) アレ??この車大丈夫?(⌒-⌒; )

ご安心下さい。ビビりながらも耐えましょう^ ^ 今まで狂って学習していた数値に補正が入るのでエンジン回転が落ち着くまで暫し待機です^ ^

今回の不具合・まとめ

今回のエンジン不調・始動不良の原因はINマニに繋がるPCV?のゴムホースが外れた事による二次エアー吸いの不具合でした(⌒-⌒; )

念のため整備情報に目を通すとこちらの不具合が確認出来たら、PCVホース部のバンドを新品(改良済み)に交換後コンピュータのリプロを実施して下さいとのお達しが、、、笑

では今回の記事は以上になります! ではまた^ ^

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