RZN152 ハイラックスピックアップ オイル漏れ修理(ロッカーカバーパッキン交換)

今回はオイル漏れの修理です。 以前からオイルのにじみがあった様で、最近ボンネットから煙が上がるとの事なので渋々修理する事に至ったようです^^;

車両火災の一歩手前?ですね 長年にじみ出たオイルがEXマニホールドに触れて、それがじわじわ燃えていたのだと推測されます、、、

この様にエンジン向かって左側がエキゾーストシステムになっており、しっかり湿っておりますねぇ^^;

エンジンルームのレイアウトはこんな感じです。1RZ 4気筒 タイミングチェーン、ディストリビューターのタイプです。

ある程度経験あるメカニックは内心「チョロい」と思うかもしれません、、、 何を隠そう私もそう思ったのである笑

ロッカーカバーの上にあるインテークシステムやアクセルワイヤー等を外すともう外れそうです^ ^ ブローバイのゴムホースがやや硬くなっていたので同時交換オススメでしたが、今回は再使用。

見えました^ ^ シンプルなシングルカムのお出まし! 画像手前のセミサーキュラープラグという半月状の部品も同時交換推奨ですが、そちらも今回は見送りです(ー ー;) ちょうど黒く液ガスが塗られてある部分です。

そこで今回衝撃的だったのが、ロッカーカバーのパッキンを外そうとマイナスドライバーを入れてこじるも!?外れない?? よ〜く点検すると、なんと液ガスがパッキンのハマるミゾにたっぷーり塗りたくられているではありませんかー!

おそらく以前にも漏れたであろう修理時に町工場でこの様な修理を良かれと思ってしたのではないかと頭によぎりました(ー ー;)

ひかすらパーツクリーナー→ガスケット剥がし剤→真鍮ブラシの順で延々とロッカーカバーの清掃と格闘する事0.8Hほど、ある程度許容できるレベルまで持って行ったのでそこからやっと次の工程へ行けます^^;

ロッカーカバーのミゾに液ガスを塗るのは絶対に辞めて欲しいです(ー ー;)

某外車のエンジンは塗るみたいですが、国産のましてやトヨタ車はミゾに塗る必要は一切ありません。

液ガスの塗布箇所はこの部分ですね。ちょうど継ぎ目部分のわずかな隙間をシールするためです。後でマジマジと見ると継ぎ目の部分が隙間ありますね(・・;) 液ガスを塗布した意味がありません

後はパッキンを組み替えて復元し、にじみ出たおいるを洗い流して漏れのチェックをしたら完了です^ ^

エンジンの広範囲を清掃する必要があるので、床に段ボール(大きめ)を敷いてパーツクリーナー等で洗浄すると工場を極力汚さずに行う事ができますよ^ ^ 今回はパーツクリーナー3本も使用しました^^;   

以上参考になれば嬉しいです^ ^

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