LA300A ピクシスエポック 右ウィンカーが点灯しない 点検・修理

今回はLA300A ピクシスエポックの右ウィンカーが点灯しない車両について点検・修理いたしましたのでご紹介です。

右でも左でも方向指示器が作動しないのは危険です。田舎でも都会でも関係ありません。自分の意思表示が伝わらないのは道路であろうが社会であろうがダメですね(・・;)

現象の確認

まず、定番の現象確認です。灯火装置の点検の型で見て行きます。ウィンカーS/Wを右にすると、前方・後方・側方、おまけにメーター内のインジケーターまで点灯していません。ハザードS/Wを押すも同じく右側のウィンカーが全滅しています(⌒-⌒; )

これはもしかすると共通して右ウィンカーの点灯経路に不具合があるのか!? そんな事を頭に思い描きながら点検を進めていきます。

修理書で回路を確認してみる

現象確認が出来たらお次は電気回路の確認です。故障診断を進めていく上で重要な事です。その回路の構造を把握していなければわかるものもわかりません(ー ー;)

回路を見るとバッテリーからの電源がボデーコンピュータに入って、ディマーS/Wで接点がONになり、ボデーコンピュータの右側・左側の回路へGOサインが出てそれぞれアースへ落ちるといった回路の様です。

こちらが問題の右側系統です。こちらもコンピュータから各右側のランプへとデリバリーされてる模様。このコンピュータから電源が来てるか、もしくはアースポイントで抜けれているかが今回のミソになりそうなイメージが湧いて来ますね^^

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